江戸期百人一首額　壬生忠岑（生没年不詳・平安前期） / Old Playing Cards (Hyakunin isshu)

サイズ：高さ19.3㎝　幅24.5㎝　厚さ2.5cm
時代：江戸後期

☆思いを寄せる女性に対しての歌ですが、月をテーマにしていてなんともムーディな感じがします。

☆ありあけの　つれなくみえし　わかれより　あかつきばかり　うきものはなし

現代意訳：あなたと別れたあの時も、有明の月が残っていましたが、(或いは、別れの時のあなたは有明の月のようにつれないものでしたが) あなたと別れてからというもの、今でも有明の月がかかる夜明けほどつらいものはありません。
（切ないですね・・・）

☆江戸期の肉筆の百人一首。大切に漆の箱に保管されていたものを額装しました。額はスガアート製です。マットはシルクのファブリックを使用。額には金箔が貼られています。
＊金箔の特徴として、境目が少々見られます。ご了承ください。