江戸期百人一首額　在原業平朝臣（825～880年） / Old Playing Cards (Hyakunin isshu)

サイズ：高さ19.3㎝　幅24.5㎝　厚さ2.5cm
時代：江戸後期

☆在原業平朝臣は平安時代を代表する歌人。
紀貫之が選んだ六歌仙のひとりとして、また、藤原公任の選んだ三十六歌仙のひとりとしても名前が挙げられている素晴らしい歌人です

☆ちはやぶる　かみよもきかず　たつたがは　からくれなゐに　みづくくるとは

現代意訳：川面に紅葉が流れていますが)神代の時代にさえこんなことは聞いたことがありません。竜田川一面に紅葉が散りしいて、流れる水を鮮やかな紅の色に染めあげるなどということは。
（風流な秋の歌。水と紅葉の組み合わせを竜田川と呼ぶようになったのもこの歌からでしょう）

☆江戸期の肉筆の百人一首。大切に漆の箱に保管されていたものを額装しました。額はスガアート製です。マットはシルクのファブリックを使用。額には金箔が貼られています。
＊金箔の特徴として、境目が少々見られます。ご了承ください。