「盃洗」と「盃台」

聞きなれない言葉 「盃洗」「盃台」って何?と思われた方もいらっしゃるかと思います。
まずは盃洗からご説明いたします。「盃洗」はお酒の席で盃を洗うための水を入れる器のこと。
古の時代、一つの盃を使い回しながら酒を酌み交わしていたそうです。
材質は漆だったり、焼き物だったり・・・
浮世絵でも酒宴の図には時々描かれていました。
サイズ・形は様々。大きなものから盃入るのかな?と思う程小さなものまで色々あります。
形も脚が長く付いていたり、鉢と区別するために少しだけ高い高台が付いていたり。
水を張ることから、内側の絵は金魚をはじめ舟など、水に関わるものが多く描かれています。
高さのあるものなのでテーブルに一つあると華やかな感じがします。現代の使い方としては花を生けても良いし、おつまみを入れても?
大振りの盃洗、存在感大ですテーブルフラワーの花器として
続いて盃台。
「盃台」はやりとりする盃の載せる台のこと。きちんと台に載せてやりとりしていたのかと思うと、ゆっくりとした優雅な時間が想像できます。
盃台のサイズは盃の高台が収まるサイズの穴が空いていることが基本ですが、デザインは色々。
独創的なデザインのものも多く、集めてみたら楽しいかもしれません。
大蔵オリエンタルアートでは透かしの装飾が綺麗なものを厳選してご用意しています。江戸期のものですが、今まで破損せずに残っていてくれたことに感謝。キャンドルホルダーとしてお使いいただくことをお勧めしています。

六角形の透かし盃台。逆さまハートの形が可愛い


現代では本来の目的で使うことがなくなった盃洗と盃台を、優雅な江戸時代の酒宴に想いを馳せながらこれからも楽しんでいただけたらと思います。
 

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